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きらきらしてないOLブログ

不倫でも幸せになった友人の話

 

月のPVが1000超えたぞーーーーいえーーーい

嬉しいです、ありがとうございます。

 

 

さて、こんにちは。カフェ俺です。

 

先日、同僚と飲みに行ってきました。

年齢は27歳、クールな見た目です。性格はハキハキと私の前では喋りますが、会社でなにか理不尽なことがあっても我慢するタイプです。荒波はたてたくないらしいです。

会社の姿とプライベートがかなり差があるタイプです。

 

 

この友人、様々な経験をしているらしく、私の興味はとても惹き寄せられました。

一番興味深かったのは「不倫」の話です。

 

私の周りでは三人くらい不倫してますね。え?多くない?普通なのこれ????個人の自由だからいいけどさ。

 

 

ひとまず私の価値観を書かせてもらうと、不倫は絶対ダメです

 

だって慰謝料かかるし!!!!!(そこ)

 

 

浮気はね、まあ仕方ないと思うんですよ。ダメだけどさ!でも人の心は移ろいやすいって昔の人も言ってるし。でも結婚すると決めた以上、ほかの人に目移りするのはダメです。慰謝料かかるし(やっぱりそこ)

 

あと不倫の何が嫌って、男性が何もかも得てるパターンが多いってところなんですよ

 

 

妻(と子供)を持つことで世間的には父親を演じられ、

一方では若い女の子をキープしてイチャイチャできる…なにそれずるくない?!

 

逆も言えると思うんだけどさ!私は女性なもので!!偏見にあふれてます!!

不倫は男だけが得するものだと叫んでしまいます!!!

 

 

 最初に不倫話を聞いた時も、この持論をぶつけました。

しかし返ってきたのはテンプレの言葉でした。

「彼は奥さんと別れたいって言ってる」

「彼は私のほうが好きなんだよ」

 

あちゃーーーーーーーーーーーーーーーー

 

頭抱えそうになりながら言葉を聞いてました。

これは完全に夢中になってるパターンです。恋は盲目とはまさにこのこと。何を言っても聞く耳もたないなこれは…と説得をあきらめました。

 

私の経験論から、おそらく悲しい結末で終わるのだろうと思いました。

不倫ネタの「昼顔」が大ヒットとなりましたが、あれは背徳感に似た刺激がウケたって部分もありますが、一種の「救い」を求めてみてる人も多かったような気がします。

 

 

顔がきれいな女優と俳優が、不倫という背徳感に苛まれながら、それでも愛を貫いてくーーーーーーーーーという「救い」

 

 

 

ぺっ(唾を吐く)

 

画面上では美しい愛のカタチかもしれませんが、現実世界はそんなことはない!!どろどろのぐちゃぐちゃ!ケジメもつけられないやつが愛を語ってんじゃねーぞ!

 

だいたい不倫という状態になるのが意味わからないです。私だって好きな人は何人かできましたが、既婚者って時点で恋愛対象から外れるんですよね。そりゃ既婚者は女性の扱いが上手なのも分かるのですが、ケジメをつけずに自分と付き合うって時点で、人間としてダメ!と幻滅しちゃいます。

 

以上、私の持論でした。

 

 

 

そのあと何回か友人と会っていたのですが、「2年つきあったけど奥さんと別れてくれない」「クリスマスもお正月も一緒に過ごしたのに、彼にはもう一つ帰る場所があるのが辛い」と嘆いてました。こりゃ別れるのも時間の問題かなーと思って傍観してたのですが、ある日彼女は報告してきました。

 

 

 

「彼が離婚した」

 

 

 

 

ええええええええええええええ

 

まさかの展開すぎて驚きました。まさかの男性が有言実行パターン。しかも二年の時を超えて。

 

確かにこの夫婦、うまくいってなかったようです。セックスレスも1年以上。彼が奥さんに対して愛がない。何で結婚したのかと聞かれたら、「彼女に結婚を迫られたし、家のプレッシャーもあった」とのこと。でも私、すべて嘘だと思ってた。

 

 離婚の経緯を聞くと、まず友人が「別れる」といったらしいです。

 

わー見たことある!その展開!!

 

 

 

 

 

 

「もう知らない!」

 

私は涙ながらに叫んだ。こんなに愛しているのに、彼は手のひらから零れる砂のように消えてしまう。すくってもすくっても零れ落ちてしまう。

流れた先には違う女が待っている。私がすくっても、あの女の場所へ帰ってしまう。 「なぜ行ってしまうの」何度も尋ねる私に、何度でも彼は言った。「本当に帰りたい場所は君なんだよ」

 

そう言う彼の表情が辛そうで、あまりにも可哀想で、何度も抱きしめてあげた。だけど貴方は離れていってしまうの。

ある日突然、些細なことでケンカをした。いつもは短時間で終わるはずなのに、いつもより強い口調で罵る自分がいた。相手の怒り声を聞くうちに、ひどく疲れている自分に気づいた。またあの女の場所へ帰るのかと、マグマのように怒りがこみ上げた。私の方が愛してるはずなのに、情けなくて目頭が熱くなる。気づいたら口から言葉が出ていた。「もう別れて」

 

ぱしゃ、突然タマゴが割れたのを見るように、彼は茫然とした顔になった。絞り出すように私は言葉を続ける。

 

「あの人と別れる気なんてないんでしょう、だったらもういい」

 

なんて子供じみてるんだろう。沈黙が部屋を包んだ。

昨日まではベッドで愛の言葉を囁きあっていたはずなのに、この寝室が天国のように感じていたのに、まるで今は針の山に立たされているみたいだ。痛い、頭が痛くて仕方ない、心が痛くて仕方ない。彼は沈黙をやぶる、とてもとてもやさしい声で。

 

 「ごめん、もうすぐで離婚できそうなんだ…」

 

私の体は温もりに包まれる。大好きな温度が傍にあった。

「どうしても長年いたから時間かかってて」「だけど妻にはきちんと言ってる」「寂しい思いさせてごめん」「俺が本当に好きなのは君だよ」

春の雨のように、柔らかな言葉が私に降っていく。どれも何度も聞いた言葉だった。

私は彼の背中を強く抱きしめる。

 

「ばかな人…」

 

本当の馬鹿はどちらなのか、わかっていたはずなのに。

 

 

 

 

 

 

という展開でしょ?!

(ここまで約3秒)(お付き合いいただきありがとうございました)

 

どうせ「やっぱり、それでも、彼が好き」って展開でしょ?わかるわかる

と脳内で鼻をほじっていたのですが、なんと彼女は

 

 

自分の家にある彼の私物を、彼の家に送ったそうです

 

 

強制送還!!!

 

パジャマも歯ブラシも会社書類も、すべて送ったそうです。しゅ、しゅごい。

 

そして携帯、ラインすべてブロック。彼の形跡はなくなりました。

 それでセーセーしたのかと思いきや、連絡がとれない一か月間ずっと泣いていたそうです。街に行けば彼と行ったデートを思い出し、自分のベッドで寝れば彼との時間を思い出す…とても辛かったと嘆いてました。

 

なかなか傷が癒えないある日、彼が自宅の前で待ってたとのこと。うわーーーーー状況によっては怖いよーーーーーーー殺されるやつだよーーーーーーー

 

 

そこで彼が取り出したのは包丁

 

 

…ではなく、離婚届だったそうです。そして彼は言いました。

 

 

「離婚してきた、一緒にいてほしい」

 

 

 

 ふわあああああああああ

 

思わず両手で口を覆ってしまいました。まさか不倫からの恋人コースがあったとは!物語の中だけだと思ってた!!

 

この彼、なかなかのやり手らしく、不倫のことは微塵も露呈することなく、性格の不一致ということで別れたらしいです。結婚を迫った奥さんは嫌がると思いきや、予想よりあっさりとお別れしたそうです。なんとなく勘づいていたのかな。

 

 

そこからはラブラブの日常を過ごしているようです。

 

現在は8畳くらいの彼女の部屋に、彼が転がりこんで同棲しています。同僚は「元奥さんと使っていた家具は捨てて」とクローゼットやベッドを捨てさせたそうです。しゅごい、束縛がすごい。よく不倫できたな。

 

 

不倫は不幸になると思い込んでましたが、友人のようなパターンもあるのだと学んだ日でした。ただ、この彼氏は本当に大丈夫か?と思うことが多々あるので、それは今度また別の機会に……